若狭鳳足焼
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若狭鳳足焼
若狭鳳足焼は越前の陶土を素地土に使用し、釉薬として鳳足石(紫石)を粉末状にしたものを施し、焼成されたもので現在、世界中で当工房だけが製作している焼物です。
金属のような独特の光沢や、光の当たり具合によって自在に変化する虹彩は、日本に数多く存在する焼物の中でもひときわ異彩を放ちます。
また天然石を使用しているため、使用回数により色彩が変化していき、経年による「自分だけの鳳足焼」が楽しめるのも魅力です。
鳳足石とは若狭地方で採掘される鉱石で、かつては硯石として利用されてきました。
江戸期に入り小浜藩が、この硯を全国の有名寺社に奉納するとともに、高級硯として天皇家や大名への献上・贈物にも珍重されたという歴史があります。
また近年、鳳足石硯は後継者不在により生産が途絶え「幻の逸品」になってしまっているそうです。
この紫色の鉱石が「鳳足石」と呼ばれるようになったのは、石紋が鳳凰の足跡に見えることから、かの水戸光圀公が命名されたと言われております。
若狭の地で産出した土と鳳足石の出会いで生まれた奇跡のきらめきが「若狭鳳足焼」なのです。
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TEL/FAX 0770-45-0441
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定休日 | 不定休 |